大学3,4年生向けの計算物理入門


より高度な物理計算として、大学3,4年生の物理学科の学生が 習う物理を例にそれらの計算方法を解説します。 なお、このディレクトリ以下の文章は私が大学4年生の時に 早野龍五先生のもとで卒論として書いた文章が基になっています。 それゆえ早野先生と高橋忠幸先生の著書「計算物理」を 強く意識した書き方になっています。なのでその本との併読をお勧めします。

目次

第1章 C言語とC++言語の基本文法
  • 第1節 変数と計算
  • 第2節 流れの制御
  • 第3節 関数
  • 第4節 構造体とクラス
  • 第5節 ポインタ
  • 第6節 ファイルの読み書き
  • 第7節 モジュール別開発
  • 第8節 特殊な数学型のクラス
  • 第9節 グラフィック出力

    第2章 古典力学の問題
  • 第1節 非線形力学
  • 第2節 Symplectic数値積分法
  • 第3節 流体力学
  • 第4節 波動光学
  • 第5節 2次元Ising模型

    第3章 量子力学の問題
  • 第1節 Huckel近似による分子軌道
  • 第2節 波動関数の波束の時間発展
  • 第3節 Schrodinger 方程式による水素原子の動径波動関数
  • 第4節 Dirac 方程式による水素原子の動径波動関数
  • 第5節 水素原子の電子軌道のorbital
  • 第6節 多電子原子の全電子軌道
  • 第7節 電磁シャワー
  • 補足 nxgraph.h のコンパイル方法

  • 総合目次
    渡辺尚貴 naoki@cms.phys.s.u-tokyo.ac.jp