Symplectic Integratorのための分解係数の求め方が完全に理解できた
ところで実際にこれを計算してみましょう。
前の節で紹介したFractal分解は、再帰的な定義式でしたので、
プログラムでも再帰呼び出しで係数を計算するのが簡単です。
ここに簡単な分解係数の計算プログラムを用意しましたので
これを眺めて使って下さい。
Fractal分解の係数を計算するプログラム fracdeco.cc のダウンロード
係数が求まったら、これを使って実際にSymplectic数値積分を 行ってみましょう。計算する物理系は本文章中でも例として使われた (00)式の系です。
少々不完全な所もありますが、C言語とSymplectic法を理解していれば 対処できるでしょう。